

いつものことですが、何かを作っていると、つい、『ヘンなもの』を作りたくなっちゃうんですよね。<笑>
この竿を『ヘンなもの』にしちゃ、かわいそうだけど<笑>、またまた、寄せ集めで2本も作ってしまいました。
アナゴ・ドンコをターゲットにして、ということで作りました。カレイ竿との違いは?っていうと、穂先の先っちょのところです。
写真は、20号のオモリなんですけど、同じスペックで、カレイ竿を作るとすると、もう少し、先の部分が細くなるんですよね。その部分で、微妙なアタリの変化を見極めていくのですが、アナゴ狙いでは、それよりも、丈夫さが欲しい。カレイよりも、アタリが明確なので、取り込みでトラブらない穂先の丈夫さが必要だと考えるわけです。
ドンコの場合はと言うと、根(穴)を釣るので、これも、穂先に気を遣わない丈夫さが欲しい、ということで、同じような仕様でO.K.なのではないか、と考えたわけです。
たとえば、アイナメにも同じような調子で良いとは思いますが、サイズと引きを考えると、丈夫さがもっと欲しいところです。まぁ、ビール瓶くらいまでは大丈夫でしょうが、一升瓶は無理でしょう。<笑>
竿を作るときは、こんな風に、いろいろと、つまらないことを考えながらやってるんですよ。<笑>自分の目論みが、ドンピシャでハマると、何とも言えないんですが、外れちゃうと、そーとーへこみます。<爆>
それでも懲りずに、次々プランを考えるのですから、まったくビョーキですね。<笑>