2019年02月25日

カレイ流し釣り用竿N・N-H・GSタイプについての

説明になります。

 Nは流し釣り用竿の品番で、元々は、30号負荷と40号負荷、30〜40号、30〜50号、位のものが混在していました。
今回、これを整理して、30〜40号メインのものをN、30〜50号がメインのものをN-Hと分けました。
 GSタイプは、もともとGタイプという漁礁専用タイプがあって、それの、1.5m以下のショートロッドを作る、というコンセプトから作られました。GタイプはNタイプに吸収されていき、ショート専用タイプが残った、というわけです。
 現在の位置づけは、1.5m以下で、ショートソリッドを使った30〜50号負荷の竿、というものです。
Nタイプにも、時々短いものができますが、穂先の調子などで、GSとは違う味付けになります。

 Nタイプは、沿岸のマコ釣りから漁礁までをカバーする流し釣りの万能タイプです。
穂先の柔らかさが持ち味で、振り調子は7:3から7.5:2.5くらいになります。
柔らかな誘いに向いています。
 N-Hタイプはややハードなタイプで、振り調子が8:2くらいです。
漁礁の40号をメインで、早い誘いや強めの誘いに対応できます。
 そのN-Hに、ショートロッドの軽快な動きを可能にしたのが、GSタイプ。
長さが短い分、操作が楽になります。
うねりなどがある時には操作が忙しくなりますが、誘いでカバー?<笑>できるかなぁ。
短くても、バット部での矯めが楽しいですよ。


次回はテンヤ竿です。


 
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2019年02月23日

2019/2/22〜カレイ釣り・渡波港出船

●天候…晴れ・波高1メートル・西〜北西風時々強し
●釣果…マコガレイ11枚(31〜50センチ)
●タックル…竿・まんぼうハゼ竿・かかり用GKタイプ
     リール・カーディナル101(道糸PE0.8号)・アンタレスHG(道糸PE1号) 
     仕掛け・まんぼうカレイテンヤ5号・まんぼう10N(錘15号)

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朝はいつもいい感じです。(^-^)

 禁断の平日釣行、今回は栃木のカリスマさん、お仕事関係のIさんとの3名での釣行です。
前回最後にいい感じだったところがあるので、期待しての出船。
 いつもの辺りから始まりました。
かかり竿の仕掛けを投入して、テンヤ竿に餌付けをしていると、何やらアタったような・・・。
とりあえず、テンヤ竿を投入してから、竿を持ち上げると・・・釣れてました。
けっこうな引きで上がって来たのは、40UP。
今日はいいかも!
 誘いを続けていると、テンヤに反応が・・・
アワセを入れてみると、掛かりました、同じくらいのサイズです。
今日はいいかも。30分で前回に並びました。<笑>
カリスマさん、Iさん、船長にも釣れて、このまま続けば、続けば・・・続きません。
いるのに食ってこない感じです。
 そんな状況で、ポツポツ拾いながら釣り続けて、前回に良かったところへ。
やはり期待を裏切らず、釣れました。(*^^)v
それでも、本調子には至らず・・・1か所で10枚、にはなりませんでした。
反対に考えてみれば、まだまだ、爆釣の可能性がある、とも言えそうです。
テンヤの反応が、前回より格段に良くなったので、Xデーは近い、感じがします。
 結果は11枚で、クーラーが重かったです。
カリスマさん、Iさん、お世話になりました。
船長さん、毎回いいポイントを探していただいて、感謝です。
 次はいつになるのかなぁ。

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本日の釣果、40UP6枚です。
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2019年02月21日

カレイ流し釣り用竿N-1・N-1S・GNタイプにつきましての

ご説明です。

N-1・N-1Sの誕生理由は、K-1と同じで、感度の良いスムーズな曲がりの竿を求めた結果です。
基本はN-1にあります。
40号の錘がジャストフィットして、感度良く8:2程度の振り調子、をコンセプトにしています。
30号〜40号の錘を掛けて釣る、マコガレイの流し釣りに最適だと思います。
手元に来る前に、穂先にアタリを見せてくれます。
それをさらに強調すべく製作したのが、N-1Sです。
長めのソリッドが、見せるアタリ、を生み出します。
振り調子が7.5:2.5くらいになるでしょうか。
誘いの自由度は、N-1に分があります。

GNタイプは、その2ピース版になります。
ただ、継ぎ手で、1節短くなるため、より、先調子感が強調されることになります。
腰が強くなるのです。

似たようでいて、個性の違う3兄弟です。
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2019年02月19日

まんぼうかかり釣り用の竿、K・M3についての

ご説明です。

K品番のものは、もともとかかり釣り用としてラインナップされていて、硬さも調子もいろいろとありました。
だんだんと整備・整理されて来たので、特徴づけをしました。
私が、かかり釣りの最もスタンダードな形、と思う20〜25号の錘を掛けて、7:3くらいの調子で、長さが1.7〜1.8mくらい、という竿になっています。
かかったカレイを竿を曲げて浮かせて獲る、イメージ。
とにかく、竿を曲げる。<笑>
竿を曲げるのは、まんぼう竿に共通のコンセプトですが、その中でも、より強調できるのが、このタイプの竿だと思います。

M3は、宮城(Miyagi)・松島湾(Matsushimawann)・万石浦(Mangokuura)の頭文字のMから、M3と名付けました。
その名の通り、浅場のかかり釣りで、ハゼやマコガレイをターゲットにしています。
基本的な錘負荷は15号程度。
柔らかいから弱い、ではありません。
実際に52センチのマコを上げています。
Kタイプよりさらに曲がりが楽しめる、そんな竿になります。

かかり釣り用の竿の解説はここまでになります。
次回から流し釣り用の竿についてご説明します。
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2019年02月17日

2019/2/15〜カレイ釣り・渡波港出船

●天候…薄曇り・波高1メートル・北西〜西風
●釣果…マコガレイ2枚(33〜40センチ)
●タックル…竿・まんぼうハゼ竿・下使い竿
     リール・カーディナル101(道糸PE0.8号)・筏リール(道糸PE1号) 
     仕掛け・まんぼうカレイテンヤ5号・まんぼう10N(錘15号)


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夜明けの時間はいい感じでした。


 今シーズン初のかかり釣りは、まずまずの凪に恵まれていい感じのスタートになりそうです。
メンバーは釣仁さんとご友人、岩手のタケビンさん、栃木からカリスマさん、チャンピオンとワタシの6名です。
 6時半に出船。
穏やかに見えた海も、小さなうねりがあって、船が跳ねます。
昨夜の風が良くなったようで、影響がなければいいなと船長は心配そう。
 最初の棚からすぐにアタリが出て、不安は解消?かと思いきや、間もなくアタリも止まってしまい・・・拾い釣りの様相に。(^^;)
皆さん、2〜3枚ずつ釣られていますが、ワタシは最初の棚で1枚きり。
タケビンさんは・・・修行中。
 移動の度に、皆さん2〜3枚。
ワタシとタケビンさんは修行中。
アタリは時々ありますが、掛けきれずに底でバラしてしまいます。
 残り時間もわずかとなって来たころに、一時入れ食いのような場所が・・・。
ワタシも何とか1枚追加。
タケビンさんは修行が実って、入れ食いを体験!
ツ抜けを達成!?
4名が10枚超えでした。
・・・ワタシは2枚。(^^;)
 次回に期待します。
船長さん、皆さん、ありがとうございました!


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2019年02月07日

竹素材を使う理由とそのきっかけ・・・ついでの余談<笑>

 釣りを始めた55年前は、まだ、竹竿が普通で、安価でした。
グラス製の竿はまだ高価なので、子供にはなかなか持てませんでした。
父に買ってもらった15尺4本継の竹竿や、自分で切り出してきた竹の延べ竿で、鮒や鯉、ハゼなんかを釣ってました。
グラスの竿を持つことが憧れだったのです。

 小学校5年のある日、父と出かけた『ヘラブナの夕べ』という会でそんな見方を変える出来事が起こります。
その会は、ブームになりつつあったヘラブナ釣りの普及のために開かれたものでした。
俳優の山村聰さんが優雅に解説しながらヘラブナを釣る、というフィルムを30分くらい見た後に、竿師の東作の方だったと思うのですが、竹竿とグラス竿、当時出たばかりのカーボン竿についての、詳しい、原理的な説明をされていました。
 その中で、実際に同じくらいの太さの、竹・グラス・カーボンの穂先を使って、5号くらいの錘を下げてそれを起こしてみる、ということをしたのです。
横にして下げてみると3本とも同じように曲がっています。
それを90度まで立てていくのですが、グラスは曲がったままで錘は浮かずに引きずられたままです。
カーボンは、グラスよりも寄りますが、やはり錘は浮きません。
竹は、70度くらいのところで錘が浮いて手元に寄りました。
 グラスやカーボンは、負荷がかかった時に、一定の反発力で負荷に応じて曲がっていき、最後は破壊されます。
竹は、負荷が大きくなっていくとだんだん曲がりにくくなって、反発力が増していくのだと、教えていただきました。
もちろん、破壊強度はグラスやカーボンの方が上です。
魚を起こす・寄せる、ということに関しては竹の能力が優れているのだと実感もしています。
 グラスの加工しやすさと、素直に曲がるところに、竹の反発力の組み合わせで、自分の思うところの理想の竿作りを目指すことになっちゃったのです。
まだまだ道は遠いですねー。

 で、ヘンな素材好きのワタシは、カーボンロッドが定着し始めた頃に、オリムピックが発売した、ケブラーを使用した竿に興味を持ちました。
が、いかんせん、高価!高校生には高すぎ晋作。<笑>
指をくわえて見ていたのですが、売れなかったのか2年位で製造を止めてしまい、たまたま半値以下の特価販売(それでも結構な値段でしたが)していた、14尺の渓流竿を買いました。
それがもう、理想のしなり具合でこれ以上ないくらいのお気に入りなんです。

 さらにその後に、ケブラー繊維を使った車用のタイヤにもお気に入りがあったんです。
ヨコハマタイヤから発売された『アスペック』です。
タイヤのトレッド面の補強にスチールベルトが普通だった時代にケブラー繊維を使った、画期的な(私にとって<笑>)タイヤでした。
ちょうど、71レビンのタイヤが替え時だったので、早速取り付けたところ、スンバラシイ!
まるで、腕が上がったようなしなやかでスムーズな走りを体験できました。
マイナーな素材フェチ、なのかもしれませんねぇ。<笑>
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2019年02月06日

カレイかかり釣り竿K−1・K−1S・GKタイプにつきましての

解説です。

この3種は同じようなタイプの調子違い、といった色分けです。

 まずはK−1。
45pのショートソリッドを使った、ワンピースタイプになります。
コンセプトは、ジョイントを少なくして感度を上げて、曲がりをスムーズにする、と言うものです。
感度と曲がりは、かなり良くなっていると思います。

 ただ、持ち運びに不便さがあり、それを2ピースにして改良したのがGKタイプです。
ジョイント部分で多少、曲がりが硬くなる、という性格がありますが、ジョイント部分の切り組みの工夫で、調子を変えることができるというメリットもあります。
ワンピースでは使える竹のテーパーに制限が出て来ますが、そこをジョイントすることにより調子を整えることが可能になります。
製作上の幅が広がるというメリットがあります。

 K−1Sは、K−1をもう少ししなやかにしたいという発想から、60pのソリッドを使用しています。
かかり釣りロッドらしい曲がりを楽しめる竿だと思います。

 で、GKとK−1Sから、派生したのがKSとKS-H、になります。
調子的にはKSがK−1Sに近い調子で、KS-Hは流し釣りのN−1Sを少し柔らかくした調子になっています。

 次回はかかり釣り用の、KタイプとM3タイプについて解説します。
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2019年02月04日

カレイかかり釣り竿KS・KS−H についての

解説です。(^-^)

 KSおよびKS−Hは、かかり釣り竿のショートソリッド穂先タイプです。
GKも、ショートソリッドですが、ソリッドに竹を繋いで穂先にしているので、調子としては、K−1Sに近いものになります。
長さ的には、1.4mから1.6mくらいの仕上がりです。

 KSは、錘負荷を15〜25号くらいに設定して、細身で軽量、繊細な穂先でアタリを取り、魚を掛けてからは、曲がりを楽しめる作りです。
楽しみの方向に振ってしまった感がある(^^;)ので、大物と感じた時や、アイナメなどの時は、無理に抜き上げないでタモを使ってください。<笑>

 KS-Hは、錘負荷が20〜35・40号で、かかり釣りでも、深場やちょっと流しが入るような場合にそのまま対応できます。
実はワタシ、2年位前から流し釣りで使っているのがこのタイプです。
40号を掛けても誘いができるし、大型にも対処できます。とりあえず、65pのイシガレイも獲れました。(*^^)v

 KS・KS-H共に、短めのソリッド穂先で、ダイレクト感が増している分、早い釣りが可能になると思います。
調子的には、KSは20号、Hは25号から30号を掛けて8:2くらいで、そこから負荷で曲がり込む調子になります。
面白い釣りができると思いますよ。(^^)v

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2019年02月03日

新しい竿が出来ました。(KS-H)

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 昨年から、途中までの製作になっていた、KS-Hタイプが出来上がりました。
かかり釣り用の短いソリッドを使った竿ですが、Hタイプは流しでも使えます。
これに伴って、竿のタイプ別にカテゴリー分けをしました。
 タイプ別の解説を明日から日記で紹介します。
posted by まんぼう at 11:04| Comment(0) | まんぼう・新作情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする